白い まもの(11)
カッカ君が急に笑い出しました。 「カッカ カッカ」となかなか止めません。。いつものことですが・・・、カー君は悲しくなり、「カーアちゃ~ん」と泣きつきました。カ~アちゃんはカーアと大きく鳴いて、高~く飛び上がり、「いつも教えていることを、覚えようとしないから、吹雪まで天狗さまの髪の毛に見えたり、積もった雪が綿帽子に見えたりするんだよ。美しいものは怖いのさ。いろいろなものに化けるんだよ。」と言いました。」
右手にキラッと光るものが見えました。カー君の耳にはもう何も聞こえていません。
「綺麗だな~、欲しいよう~、」と叫ぶと、カ~アちゃんが、「ほーら、もうはじまったよ。あれはね、湖がお日様の光で光っているだけだよ。と言いました。今度は湖のほとりに白い木が立っているのが見えました。
「あ、綺麗な花だよ、実がなっているかもしれない。行ってこよう、」と飛んで行きました。」
カー君が木のてっぺんに止まろうと、羽根をバタバタさせると、白い花はサラサラ、ポタポタ、ドサーッとみんな落ちてしまいました。それを見て、カッカ君が叉カッカ、カッカと笑い出しました。
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